新築一戸建てを購入するときの選択肢は、
おもに
建売とハウスメーカーの注文住宅の
2パターンが考えられます。
こちらでは、
建売とハウスメーカーの注文住宅との違いについて
解説していきます。
建売とハウスメーカーの注文住宅の違いとは?
まず、大きな違いとしては、
- 契約内容
- 販売価格
- 支払い方法
- 入居までの流れ
- 入居までの期間
が挙げられます。
それぞれについてみていきましょう。
契約内容の違いとは?
まず、建売とハウスメーカーの注文住宅との
基本的な違いとしては、
- 建売は「土地」と「建物」をセットで契約する
- ハウスメーカーの注文住宅は「土地」と「建物」の契約は別!
という点が挙げられます。
さらに、建売の場合は、
「すでに決められた土地」と「設計された建物」をセットで購入するのに対して
ハウスメーカーによる注文住宅の場合は
「土地の立地条件」や「建物の設計・デザイン」などにも
契約者の希望が叶えられる自由度があるのが特徴です。
販売価格の違いとは?
また、上のような契約内容の違いから
販売価格にも違いが生じてきます。
具体的には・・・
- 建売の販売価格は「土地」と「建物」のセット価格
- ハウスメーカーの注文住宅は「土地」と「建物」の価格は別!
ということになります。
支払い方法の違いとは?
さらに、建売とハウスメーカの注文住宅では、
同じように住宅ローンを組むにしても、
支払いの方法が変わってきます。
まず、建売の場合は、
- 申し込み(仮契約)の時に手付金を支払う
- 契約時に契約金を支払う
という形になります。
一方で、
ハウスメーカーで注文住宅を建てた場合は
- 土地手付金
- 土地契約金
- 建物着工金
- 建物中間金
- 建物残代金
というように、
数回に分けて支払うことになるため、やや複雑に!

建物の完成前の支払いを住宅ローンでしたい場合には、
みなし融資を受けることになります。
入居までの流れの違いは?
さらに、建売とハウスメーカーの注文住宅の違いの中で、
最も大きく変わってくるのがこの部分。
まず、建売の場合だと、
入居までの大まかな流れとしては・・・
- 申し込み(仮契約)
- 住宅ローンの審査・契約
- ハウスメーカーとの契約
- 施主検査
- 引き渡し
- ご近所へのあいさつ
- 入居
というスケジュールになります。
これがハウスメーカーの注文住宅になると
さらに複雑になってきます・・・
- 土地の契約(土地の売主)
- ハウスメーカーとの契約
- 住宅ローンの契約
- 各メーカーさんのショールームを見学
- 設計士さんとの打ち合わせ
- インテリアコーディネーターとの打ち合わせ
- 地鎮祭の準備
- ご近所への挨拶まわり(着工前と入居前)
- 各業者さんへの挨拶と差し入れ(大工さん、内装業者、電気工事の業者など)
- 外構工事の打ち合わせと施工(外構業者)
- 施主検査(ハウスメーカー)
- 引き渡し(各住宅設備メーカーの担当者)
多少の前後はありますが、
ハウスメーカーで注文住宅を建てるためには
このようなスケジュールをこなしていくことになります。
入居までの期間の違いは?
上のスケジュールを比べても分かるように、
建売とハウスメーカーの注文住宅とでは
入居までにかかる期間も大きく変わってきます。
具体的には・・・
- 建売住宅は申し込みから入居までが平均2か月程度
- ハウスメーカーの注文住宅の場合は、契約から入居までが平均8か月程度
となっています。
特に、ハウスメーカーの注文住宅の場合は、
半年から1年というように個人差が大きいようです。

建売とハウスメーカーによる注文住宅 どちらが向いてる?
さて、このような違いから、
建売とハウスメーカーのによる注文住宅では
- どちらの方がご家族の希望が叶えられそうか?
- ご家族に向いている購入方法はどちらか?
について、じっくりと検討してみてくださいね!
さらにこちらの記事では、
建売とハウスメーカーによる注文住宅の違いについて
さらに掘り下げています。
よかったら参考にしてみてくださいね!